テトと言えば、Bánh chưng(バインチュン)。
今年もホーチミン市で年越しなので、バインチュンとスイカを用意しました。
北部では、Bánh chưngバインチュン。 南部では、Bánh tétバンテット。
両方買ってみました。
スイカはふだんの細長いのではなく、お正月用にまん丸で種なしスイカです。
こちらのBánh chưng(バインチュン)を、食べてみましょう。
昨年も切り方と食べ方をブログに書きましたが、いくつかの反省点がありました。
その個所を、今年は克服します。
① 準備するものは、Bánh chưng(バインチュン)のほかに、皿2枚、サインペン、はさみ、の3点です。
② Bánh chưng(バインチュン)の紐をほどきます。裏返しにすると結び目があるのでほどきやすいです。
もち米なので手がべとついて、テーブルも汚れるので、紙を下にひいておくといいです。。
③ 紐をほどいたら、きれいなのを2本選んで、水できれいに洗います。
④ きれいに洗ったひもを細く咲いて、4本にします。長さを適度にカットします。
その4本の紐の端に、ペンで●印をつけます。
↓
●ひとつ、●●ふたつ、●●●3つ、●●●●4つ。
それを、①番ひも、②番ひも、③番ひも、④番ひも、と呼びます。
⑤ ひもの準備ができたら、Bánh chưng(バインチュン)を包んでいるゾンの葉っぱをはがします。これが一苦労。もち米なのですごい粘着力です。
ここまでくれば、半分以上は終了です。手をきれいに洗って一息入れましょう。
⑥ いよいよカットに入ります。ナイフではべとべとになりきれいに切れないので、包んであるひもを使ってカットします。
まずは、ひもの①番と②番を使って、対角線に置きます。
その時、●①番、●●②番の順に置くことに注意しましょう。
⑦ 次に③番の紐を横に、④番の紐をたてに置きます。
⑧ 真上から見ると、4本の紐を使って、きれいに8等分になっています。
紐にサインペンで付けた番号があるのが、今年の改良点です。
このまま下にひもを下げて、カットするわけではありません。
⑨ もう一枚の皿をかぶせます。
⑩ ひっくり返して上下逆にして、皿を取ります。底に葉っぱが付いています。
⑪ 葉っぱをきれいに取り除き、いよいよカットに入ります。
⑫ まずは、①番の紐を上にあげて、Bánh chưng(バインチュン)を対角線に切ります。
中の豚肉がはみ出てしまいました。紐が少し太かった。来年はもっと細く紐を裂きましょう。
⑬ 2本引き上げて4等分。
Bánh chưng(バインチュン)をひっくり返すので、対角線のどっちが先かわからなくなるので、印をつけるとまちがえません。
⑭ 4本の紐を順番に上にあげて、Bánh chưng(バインチュン)を8等分にカットできました。
具が中央にかたまっていたらしく、その部分が盛り上がってしまったのが残念。
⑮ 2切れ食べてみましょう。やはり今回のバインチュンは、豚肉が中央にまとまっているので、その部分がもち米が薄く、カットがむずかしい。
お正月用にスイカをカットして、Bánh chưng(バインチュン)をいただきましょう。
おいしいです。スイカは種なしスイカ。
今年で2年連続でホーチミン市で年越し。そのおかげでBánh chưng(バインチュン)を食べることができました。
しかし来年は、コロナがおさまり国の往来が回復し、近隣国に行って年を越したいです。
それよりビザの更新ができず、ベトナムから撤退をしているかもしれません。コロナがおさまりビザも楽になるのを期待しましょう。。
<2月3日 追記>
今年は、Bánh chưng(バインチュン)のほかに、南部で食べられるBánh Tét(バンテット)も購入しました。
ロールケーキ1本のような形状です。薄く輪切りにして食べようと思ったが無理です。
Bánh chưng(バインチュン)だけでお腹いっぱいで、とても食べることができません。
期限切れの廃棄になりました。
購入したのはこれです。もち米がたっぷりです。
次回はバインチュンは買わずに、これだけにしましょう。
Bánh chưng(バインチュン)は、1kgを購入。Bánh Tét(バンテット)は、800g。
ひとりで2つも完食できるはずがありません。
Bánh chưng(バインチュン)は、冷蔵庫に保存してあります。紐で8つにカットして、2個ずつ食べて、3日目で完食できました。
冷蔵庫で冷やしたのは、フライパンでカリカリに焼くとおいしいです。
焼きバインチュン、日本の味噌汁と相性がいいです。
しかし、バインチュンを一つ食べるのは大変です。3日かかりでこれで完食です。
あと1年間は、バインチュンを食べなくてもいいです。