右のカテゴリーで「③街の風景写真 ★2021年」として、今年のテトの風景をひとつの記事にまとめます。
「コロナの時は、近隣国にも行けず、一時帰国もできずに大変だったんだよなぁ・・・」と、いつか懐かしむことができます。
① テトの花市 (2021年2月6日)
例年テトの時期は、近隣国に行って年越しをしているので、花市が始まったらテト旅行の準備を始めます。
2021年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19) により、国と国との行き来ができません。そのためベトナム国内で年越しです。
コロナの影響だろうか、例年に比べて人も花も少ない感じです。
今年のテトは、2月12日(金)。前日の11日大みそかまでの花市です。
道路わきの広めの歩道の上で売られる花も例年より少なく、道路を歩けます。
② テトの準備 (2021年2月7日)
近所の路上では、特設スイカ売り場がたくさん出店しています。
お正月に欠かせないのがスイカ。今年は一つ買おうと思うがいつ買うかそのタイミングがむずかしい。1日中路上にあるスイカより、スーパーで買った方が安心できるかも。

今年は、コロナウイルスの影響でホーチミン市で年越し。
2月12日がテト元日なので、年末年始6日間2/9~2/14が、商店が休みでサバイバル期間。バインチュン(バンテット)を一つ買って、4つに分けて4食分になります。
近所のコープマートでチェックして見ると、賞味期限は製造から1週間。
今買うと新年まで持たないので、大みそか2/11に買いに行こう。
③ お年玉の準備 (2021年2月8日)
お正月といえば、「お年玉」。ベトナム語では、(北)lễ tết, (南)lì xì リーシー
日本では親戚の子供にあげる程度だけど、ベトナムは幅広い。
子供だけではなく、大人にもあげます。渡す相手を考えて金額を整理。
①銀色のお年玉は、渡す相手が決まっている人。
②左上の赤は、毎朝プールで泳ぐので、監視の係員と入口の守衛さんと更衣室の清掃のおばちゃん。計6人。
③下の赤は、マンションの自分の階の清掃をしてくれるおばちゃんや、いつも声をかける1階の守衛さん等。
自分よりも年上の50歳代60歳代の人にも、お年玉を渡すのがベトナムです。パッと渡せるように、3グループに分けて持ち歩きです。
④ コロナ対策 (2021年2月9日)
<出典 ベトジョーニュース>
ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は8日午後に開かれた同市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防指導委員会の会合で、9日正午から市内の不要不急のサービス施設の営業を一時停止するよう指導した。
これは、市内で新型コロナの市中感染が拡大していることを受けた措置。同市では8日午後までに、同市タンソンニャット国際空港の職員と接触者の計30人の集団感染が確認されている。
今回の措置により、市内の文化・スポーツ・娯楽活動を全て中止し、美容クリニック、カラオケ、ディスコ、大衆居酒屋(quan nhau)、バー、パブ、ビアクラブ、マッサージ、サウナ、インターネットカフェ、結婚式場、喫茶店、劇場、映画館、スポーツ、ヨガ、ジム、ビリヤードなど、全てのサービス施設を休業とする。
(出典) https://www.viet-jo.com/news/social/210208233944.html
(おまけ)
グエンフエ通りのフラワーロードとブックストリートは開幕式を行わず、8時から17時までの時間帯のみ開場する。
2021年のテト(旧正月)を祝う打ち上げ花火も中止です。
(花火中止の出典) https://www.viet-jo.com/news/social/210208183641.html
⑤ 例年とちがうテトの街の様子 (2021年2月9日)
2月9日は、テトの3日前。例年だと大勢の人がダイヤモンドプラザ前で、アオザイを着て写真を撮っているが、今年は人がいない。
もっと驚いたのは、青年会館前。テトの祭りはなく、黄色の梅の造花だけ。
グエンティーミンカイ通り側は、悲しい状況でした。こんな風景は今までに見たことありません。
⑥ 大晦日前日、近所の様子 (2021年2月10日)

近所の様子を見てみましょう。旧暦でいうと12月30日、大みそかの前の日です。
奥のマンションが自分の家です。ローカルエリアに建っていて、近所は商店街。生活にすごく便利です。

12月30日だと、みんな田舎に帰省して店は閉まっていると思ったら、思った以上に店が営業しています。
今日で仕事納めだろうか、店の前を大掃除している商店もちらほらあるが、開いている店が多い。。
路地に入ると、お正月の準備ができている家もたくさんありました。
予想とちがい、12月30日だというのに、街に活気があります。
屋台も普通に出ているし、チャーハンを食べに行く店も営業していました。
お正月用品を販売する店。店頭がにぎやかです。
お年玉袋が足りなくなったので、買い増しです。
家を出る時に、掃除のおばちゃんと警備のおじさんが4人固まって話ししていたので、お年玉を渡しました。一度に渡す人数が多いです。
⑦ Nguyen Hue通りのフラワーロード (2021年2月10日)
ホーチミン市でテト(旧正月)の名物となっている、1区歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue)通りの「フラワーロード」。元日は混むと思うので、早めの2/10に見に行きました。
今年は、いつもとちがうのは「マスク」。
写真を撮る時にマスクを外したい人が多いが、コロナ対策でマスクは必須。警備員がホイッスルで、マスク外して写真撮っている人を注意していました。
2021年の干支は、水牛。
例年に比べて花も少なく、地味な印象です。10日に見に行ったがガラガラでした。
大晦日、元日とこれから人が増えるでしょう。
日本では「牛」だが、ベトナムでは「水牛」。働き者です。
というよりも、人間が水牛の上に乗って操っているのがすごい。
⑧ 大晦日は、スーパーマーケット閉店 (2021年2月11日)

今日は、旧暦12月31日、大みそかです。
近所のコープマートに、バインチュンや果物買いに行ったら、閉まっていました。
日本の感覚で、大みそかに買いに行ったら、遅かった。
バスに乗って、イオンに買いに行こうとしたら、バスが来ない。
困った。正月はバスの運行も止まるらしい。
お正月といえば、スイカ。一つ買いましょう。
値段を聞いたら、「1キロ10K」。1キロ1万ドンです。
最終日で全部売って片付けなので、安くなっています。
美味しそうなのを選んで、ひとつ購入。24,000ドンでした。
冬にスイカを丸ごと1個で、100円ちょっとです。
道路沿いでは、ベトナムの国旗が到る所で売られています。
これを持って、バイクでテト走行。日本だと暴走族と間違われます。
近所の豪邸にある梅の木が、黄色の花を咲かせています。
明日は、お正月です。
⑨ Chúc Mừng Năm Mới (2021年2月12日)
今日は、テトの元日。新しい年が始まりました。
まず新年最初にやりたいことは、・・・・・。
ベトナムの正月料理、バインチュンを食べたい。
バスアプリを開くと、元日だがバスは運行していました。
バスに乗って、イオンにバインチュンを買いに行きましょう。
バスの乗客は、自分を入れて2名です。
「イオンモール・タンフーセラドン(Aeon Mall Tan PhuCeladon)」
元日から営業です。駐車場にはたくさんのオートバイが駐輪しています。
元日でも平日と同じく、たくさんの弁当が売っています。
テトの時の強い味方です。
でも、今日の目的は、バインチュン(Bánh chưng) 。
ベトナムのお正月には欠かせません。
大きいのは食べきれないので、筒状の小さめを買おうかとも思ったが、お正月らしく四角いバインチュンを食べたい。
明日の朝食用にひとつ購入です。


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