ベトナムでどんな服装で生活するかは、毎日の生活の中で重要な要素です。
現地で働いている駐在員や現地採用社員は、ワイシャツにスラックス等、仕事に適した服を着ればいいので問題ありません。
自分は昨年までは、「Tシャツ、Gパン、スニーカー」で過ごしていたが、ベトナムの安いTシャツは品質がよくないので、シャツの首元が伸びてすぐにだらしなくなります。
今は、近隣国にTシャツを買いに行けません。
新年の抱負で、2021年元日に、「今年はTシャツをやめて、襟付きワイシャツを着る」ことにしました。
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その結果、2つの大きな課題に遭遇しています。
<課題1> 路線バスに、乗りにくくなった。
<課題2> ローカル食堂で、食事がしにくくなった。
高級なワイシャツを着て、革靴を履いた外国人が、30円の路線バスに乗ったり、150円のローカル食堂に入ると、場違いになって居心地が悪いです。
ローカル好きの自分には不都合です。そのため最近のブログ記事にビンヤン食堂が登場しません。
<課題1> 路線バスに乗りにくい。
路線バスが大好きだが、乗りにくくなりました。
① TシャツGパンで乗るには問題ないが、ワイシャツ革靴で路線バスに乗ると、ベトナム人から見ると違和感を感じるらしく、不思議そうに見られます。
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バスに乗るのはタクシーに乗れない人、と思っているらしい。確かに駐在員が乗っているのを見かけることはないし、いい服着ている人はバスに乗りません。
宝くじ売りのおばちゃんはよく乗っているが、会社員は見かけません。
② タクシーはただ目的地に到着するだけだが、バスは大きな窓から車窓が楽しめるので、バスの方が好きです。だからバスによく乗ります。
③ ひまな時間がたくさんあるので、のんびりと路線バスに乗って知らない場所に行くのが好きです。
④ ベトナムのバスは、椅子が小さく前後の間隔が狭いのが多いです。
そのため座ったときに膝が前の席にぶつかるので、黒のスラックスの膝の部分が白く汚れます。
⑤ 汚れてもよいGパンなら気にせず乗れるが、スラックスだと膝が汚れないように背筋を伸ばして座る必要があります。
<課題2> ローカル食堂で食事がしにくい。
シルバーの折り畳みテーブルの、どローカルな店に入ると、「あの外国人、お金持っているのに、なんでこんな安い店に食べに来るんだよ」的なオーラを感じます。
襟付きシャツでも、綿シャツの裾をズボンの外に出すベトナムスタイルなら問題ありません。
アイロンのかかった高級ワイシャツだと、「珍しい客が入ってきたぞ」的な場違い感があります。
1皿25,000ドンの、皿ご飯。
野菜盛り放題でベジタリアンの自分は大好きな店だが、場違い感があります。
このようなプラ椅子とテーブルの屋台でも、革靴履いている人は食べません。みんなサンダル履きです。
でも屋台で食べるB級グルメもうまい。ベトナム人がふだん食べている料理を食べたい。
旅行に行けないので、タイ料理のパッタイを食べてみました。
竹の筒に入ったごはん、おもしろそうです。
焼き鳥みたいなのといっしょに食べるとおいしいと、教えてもらいました。
1~2月の2ヶ月間は、ワイシャツにスラックス、革靴で毎日を過ごしてみたが、いい面と悪い面がありました。
ローカル食堂で、普通のベトナム人がふだん食べているごはんを食べたいので、そこに入りやすい服装をすることも必要です。
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3月からは、「TシャツGパンの日」と、「高級ワイシャツ革靴の日」を半々にして、ベトナム生活を楽しみましょう。
何事もバランスが大切です。
※ ベトナム人がよく着ている綿のシャツも持っているが、Gパン履いて、綿シャツの裾をズボンの外側にだすのはいいのだが、襟がだらーんとしてだらしない。
(おまけ)
コロナの影響で、マッサージ店が営業できません。
以前は、5区にある中華系のマッサージ店で、「脚部按摩 90分14万ドン」の店に、毎週通っていました。
今は、大型商業施設にあるマッサージチェアをよく利用します。5万ドン入れると30分動きます。
5区のマッサージ店は、14万ドンで90分。マッサージチェアよりも安い。
もちろんチップ渡すが、チップ6万ドン足しても20万ドン。足と背中と肩をプロの技でたっぷり1時間半揉みほぐしてくれます。
早くコロナがおさまって、マッサージ店も営業再開してほしい。
<2月26日 ベトジョーニュース>
ホーチミン市人民委員会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として営業を一時停止している不要不急のサービスについて、カラオケ、ディスコ、バー、パブ、ビアクラブ、閉鎖空間にあるスポーツ施設を除き、3月1日からの営業再開を認めた。
ということは、今閉鎖している屋外プールが再開しそう。
マッサージ店も再開できそう。でもスタッフが残っているか???